沖縄ネタが続いたので、先日観た映画の話を。細野晴臣、50周年記念記念ドキュメンタリー「NO SMOKING」観てきました。
細野さんに僕が出会ったのはYMO(Yellow Magic Orchestra)。3人のメンバーでは、最初はサウンドストリートというFMラジオの番組で僕の音楽の世界を広げてくれた教授こと坂本龍一が好きだったけれど、その後は高橋幸宏のカッコよさに惹きつけられて乗り替え(笑)。細野さんのことを意識したのはベースを弾き始めてからだから、たぶん最後。散開後もソロ活動を追うことはなかったな。
でも最近、いろんな活動をしている3人を見て、一番魅力を感じるのは細野さん(ライブでよく会うのは教授だけれど)。このドキュメンタリーフィルムでは、その細野さんが生まれたときから、音楽活動を始めたきっかけ、はっぴいえんど、YMO結成から散開、ソロ活動まで、日本の音楽史の中心にいた姿を、細野さんらしく淡々と振り返る。力を入れて想いを吐露するわけでもなく、飄々と。それが心地よく、僕も20年後はこうなりたいと思わせる。20年後も喫煙所探してうろうろするために、健康でいなきゃな(笑)
子どものときでも大人になってからでも、YMOを通ってきた人ならもちろん、日本のPOPが好きな人、もちろん後継者?の星野源を好きな人も、ぜひ観て欲しいドキュメンタリー。「自由にふれると、心が躍る」のひと言が大好き!